かよの「いっぽ、にほ」

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野洲市「おせっかい」が合言葉

西牟婁議員団で滋賀県野洲市の行政視察に行ってきました。

多重債務、消費者トラブル、税滞納、生活困窮など暮らしの中で「困った!」「どうしよう!」と途方に暮れた時、どこに、誰に相談すればいいか分からなかったり、市役所に相談に行っても担当課をあちこち行く羽目になることがあります。そんなとき「とにかくあそこに行けば何とかなる!」という相談窓口があれば、不安にさいなまれている人にとっては救いになるでしょうし、事態の悪化を防ぐこともできますし、立て直しを図る上での助けになります。野洲市では、H23年度から「おせっかい」を合言葉に生活相談、法律相談、税務相談、行政相談、生活困窮相談、就活、家計相談などの相談機能を集約した「生活相談課」を置いて、市民の困りごとを解決し、自立を促し、生活再建の支援を行っていました。

例えば、国保税の滞納者に対して最初から徴収に取りかかるのではなく、まずは相談窓口に来てもらい、滞納するようになる要因や背景などを聞き取るところから始まります。相談者は失業、離婚、病気、障害など複合的に課題を抱えていることが多く、まず食糧がなければ食糧支給し、確定申告によって国保税軽減措置をとるなどの救済をし、失業中なら窓口に隣接するハローワークとの連携で就活支援をしたり、家計簿チェックして管理意識や能力をつける援助をして、最終的には納税できるよう支援しているそうです。相談課は市民にとっては困ったときの頼りどころとなり、職員にとっては課題をチームで解決できるので心強い存在になっているようでした。

今回の視察で対応して下さった職員さんが、税徴収という悩ましい課題を明るく自信たっぷりに説明して下さっていたのも大変印象的でした。それというのも「市民共通の願いは健康、安全、幸せである」、ということを念頭に、市長自らこのような具体策を導入提案したところも重要なポイントだと感じました。

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# by maekayoblog | 2017-08-20 04:21 | Comments(0)

原爆記念日によせて

8月6日と9日、二つの原爆によって多くの命が瞬時に奪われ、戦後72年たった今なお後遺症で苦しむ人たちがいることは、どんな理由があろうとも核兵器を使うことはあってはならない、ということを語っています。

人類史上初めて核兵器を違法化する「核兵器禁止条約」が国連会議加盟国の3分の2、122ヵ国によって採択され、世界は核兵器根絶に大きな一歩を踏み出しました。この前進は日本の被爆者や遺族、市民が長年にわたって核兵器の非人道性を訴えてきた努力によるものです。そして国連交渉会議では日本の市民社会による「草の根」の運動が大きく評価されたのでした。

こうした世界の流れに日本の市民が大きく貢献しているというのに、日本政府が交渉会議にも参加せず背を向けているのは、はかり知れない苦しみを味わっている被爆者に対する冷たい仕打ちで、唯一の被爆国としての役割を投げ捨てたはずかしい行為でしょう。そして、長崎での平和式典で、安倍首相が「核兵器禁止条約」について一言も触れなかったのに対して、「どこの国の総理か」と非難されたのは当然のことでしょう。核保有国との橋渡しをしたいと本気で思うなら、まず核の傘のもとで忖度せず、そこから抜け出すことが必要です。そして核保有国に対して呼びかければ、その時日本は世界平和を構築するリーダーとなりえるでしょう。

安保法制、共謀罪、9条改憲へと武力によって平和を構築しようと考える今の日本の政治を見るにつけ、日本を真のリーダーへと変えれるのもまた市民であると感じます。
市民が政治を変えられるチャンスは来るべき総選挙。市民と野党が力を合わせることが何よりも大事です。「選挙しても政治は変わらない」と思っている方がおられたら、その方こそがカギを握っているのです。




# by maekayoblog | 2017-08-11 02:55 | 平和 | Comments(0)

クラブの練習場がなくなる?

先日、明洋中学校の保護者の方からご相談を受けました。
新武道館建設が扇ヶ浜公園に建設されることで、現在明洋中学校の柔道部、卓球部が毎日の練習で使っている市立武道館が使えなくなる、という問題が浮上しているということでした。

昨年秋、市から学校に、新武道館の建設候補地を知らされないまま、現市立武道館が使えなくなった場合、学校側はどのような対策をとれるか?と打診があったそうで、学校側は、練習場の代替え場所として柔道部は校内の空き教室に、卓球部は中庭にすることになる、と回答したそうです。でも空き教室では面積が現在の1/5になり、危険であることと十分な練習ができないとの問題があるため、現在の練習場を永続的に使えるように、と保護者の方々が働きかけたおかげで、2020年3月までは使えるようになったそうです。ですが、その後はこのままだと取り壊されてしまうことになるので、耐震を施し存続させるか、明洋中学校所管の武道館としてもらえるよう市に要望を出したいと考えておられ、どのような方策が良いかとのご相談でした。

新武道館建設は事業費半分を国が補助するというもので、その補助を受けるためのスケジュール最優先で、街づくりの一環としてわずか3か月で候補地が扇ヶ浜に選定され、共産党は津波防災の観点から計画を見直すべきだと予算案に対し修正発議をかけたものの、否決され予算確定となった事業です。ことを急ぎ、現在武道館を使っている人たちへの配慮に欠けた対応がこのような問題点を生み出したことに対しては、行政としては責任を持って対応するべきだと思います。今日はこの件を市議団会議に出して協議しました。保護者の願いが叶うよう、私もできる限りのお手伝いをするつもりです。そして9月議会の一般質問で取り上げようと思います。


# by maekayoblog | 2017-08-01 04:41 | 相談活動 | Comments(0)

街頭から議会報告


6月議会の報告を市内10カ所で行いました。

嬉しいご報告として、「子ども医療費無料化」が予算化されたことをお話しました。
わざわざ玄関先に出てきて聞いてくださった男性は、「ホンマか!それは嬉しい!」と喜んでおられました。
市内に3人のお孫さんがおられるとのことでした。
そのあとは、一般質問のご報告をしました。

昨日の午後は嬉しいのやから悲しいのやら晴天で、気温32度。
ただ街頭で立ってお話しただけですが、お辞儀をすると汗もポタポタ…っと。
同行してくれた支部長も、私が演説している間日陰に座ってやや夏バテ気味のようでした。

通りかかりのドライバーさんが手を振ってくださったり、わざわざ外に出てきてお話の最後に拍手をくださる方もいて、大変励まされました。

途中映像が動いてお見苦しいことがありますが、お許しください。


# by maekayoblog | 2017-07-27 17:30 | 街頭演説 | Comments(0)

非核平和都市宣言

6月議会の一般質問、第2項目目は『非核平和都市宣言』についてでした。

非核平和都市宣言が世界に広がっていく契機となったのは1980年のイギリスのマンチェスター市での非核宣言で、アメリカ・ソ連の冷戦のさなか、核兵器の脅威をなくすため、自らのまちを非核兵器地帯であると宣言し、他の自治体にも同じような宣言をするように求め、すぐにイギリス国内の多くの自治体が賛同しました。その後、この宣言運動は世界に広がり、日本でも1980年代からこの非核宣言を行う自治体が増え続け、現在では日本の自治体の90.5%の1,619自治体が宣言を行っています。


旧田辺市で非核平和都市宣言がされたのは、そうした気運の高まりの中、1987年昭和62年7月1日、市民団体からの請願を受け、議員発議により市議会で宣言することが可決されました。当時、私は中学生でした。子どもながらに、「ヒロシマ、ナガサキのような悲惨な出来事が二度と起こらないように、自分たちがずっと安心して暮らせる平和な世の中を、自分が住んでいるこの田辺市が守ってくれようとしている」、と言うことに、感動したのを今でも覚えています。しかし2005年、5市町村が合併したことで、旧田辺市の非核平和都市宣言、龍神村の非核・平和の村宣言、本宮の非核・平和自治体宣言は事実上なくなってしまいました。

当局側の見解は、旧市町村が当時の社会状況を判断し制定したもので、新市で引き継ぐものではないとの判断で、合併後に調整するとし、さらに市民社会の気運の高まりを注視したいというものでした。ちなみに、和歌山県内では有田川町では合併時にそのまま宣言は残され、橋本市、白浜町では、合併から約半年後には宣言が復活しています。田辺市では5度も議会で取り上げられ、2015年には署名チームが集めた約1000筆の署名とともに議長に陳情され、市長にも報告されています。そして一昨年は恒久平和を願う多くの市民が安保法制反対のために野党共闘を行い、世界に目を向ければ、核兵器を使用、製造、研究、輸送などを法的に禁止する人類史上初の『核兵器禁止条約』が今年3月から7月に行われた国連の交渉会議で採択され、世界的な気運の高まりがあることを訴えました。

また『核兵器禁止条約』の国連交渉会議には、市長も加盟している平和首長会議の事務局長が参加し、「核兵器を廃絶するこの取り組みには市民社会の協働が不可欠である」と発言しました。真砂市長は平和首長会議加盟の自治体首長として、核兵器廃絶の平和行進の際にメッセージを寄せたり、公民館での原爆パネル展など一定の活動をされていますが、『非核平和都市宣言』に制定に向けて、市民社会の気運の高まりを待つだけでなく、核兵器廃絶と恒久平和のためにイニシアティブをとることを求めました。

質問を終えての感想ですが、市長にはイニシアティブをとることを求めましたが、確かに多くの市民が核兵器のない安心・安全な世の中を求める動きが最も重要です。私は議会で取り上げましたが、これから多くの市民の皆さんとつながって、制定に向けた取り組みを行っていきたいと思います。


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# by maekayoblog | 2017-07-22 15:01 | 平和 | Comments(0)