こんにちは、田辺市議会議員の前田かよです。
共産党市議団は、学校給食費無償化を選挙公約に掲げ、これまで市民の声を議会に届け続け、今年の春以降は市民団体と連帯して実施を求めてきました。
そして、ついに今議会、無償化の補正予算案が出され、昨日、所管の文教厚生員会で全会一致で可決されました!
子育て当事者としてもこんなに嬉しいことはありません!
「子育てしながら色々考えることあるけど、どこに言えば良いのか分からない。」というママ達もおられると思いますが、コツコツ署名を集めることで大きな政治の山を動かすことができるんだ、ということを実感してもらえたら、これもまた嬉しいことです。
でも、同時に議会では心に大きなしこりが残りました。
それは市民の請願権や願意が政局に翻弄され続け、多くの市民に議会に対する不信感を抱かせるようなことがあったからです。
請願がほんろうされた流れはこうです。
●6月19日
請願が市議会に提出される。
●7月3日
県の実施要項が出るまで分からない、との理由で継続審査とし事実上の棚上げになる。
●その2日後
県から実施要項が示される。でも県の説明会が実施される予定とのことで、審議が引き延ばしされる。
●7月19日
県の説明会が開催される。議会に速やかな審査の再開を求める。
●8月8日
ようやく審査再開。市長の異例出席により、無償化の補正予算案を9月議会に提案する意向が示される。
すると「願意はかなったので審議の必要性がない」「請願を取り下げる方法もある」との意見が出る。
請願の妥当性についての議論乏しく賛成少数で請願は不採択になる。
でも本当の意味で願意がかなうのは、議会の議決をもって決定することなので、委員会は請願を無視したのに等しい。
●9月4日
本会議で請願審査。
加藤議員の反対討論で、請願に賛成する議員達の態度に対し「人気取り」と評する発言がされる。
賛成少数で不採択になる。
●9月13日
議会運営委員会で、本会議討論での「人気取り」発言に対し加藤議員に撤回を求める。
●9月17日
議長より加藤議員に発言を撤回する場合は受け入れる旨伝えらるが、本人は撤回を拒否。
先の議会運営員会で「人気取り」発言にについて意見を述べた議員3人だけが正副議長、議運委員長との懇談に召集される。
議長は「発言は撤回に値しない」と判断し、加藤議員には注意に留めたことを報告。
私は、議会運営委員会で出た案件ゆえ、記録に残る正式な同会議で報告すべき、と意見する。
しこりが残ったのは、政局を優先し市民の請願権を受け流した議会の態度と、やはり8000筆を超える市民の要求に応えようとする議員らを「人気取り」と発言した民主主義を否定する考え方です。
議員になって7年余り、今までで一番大きなしこりでした。
でも、無償化を喜ぶあの方この方の顔を思い浮かべたり、実際「よかった~」「ありがとう」と喜びの声を聞けば、要求運動を市民の皆さんと力合わせ頑張って良かった!と心から思います。
そして運動を支えてくださった皆様に心から感謝いたします。
これからも色んなつぶやきに耳を傾け、声を集めて議会に届け、願い実現に奮闘しよう、と改めて決意しました。