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講演会「田辺市にもっと男女共同参画を」に参加して

10月2日(日)「田辺市に男女共同参画条例をつくる会」主催の講演会に参加しました。
講師は、和歌山大学准教授の金川めぐみ先生。(私と同じく4歳のお子さんのママでもあるようです)
田辺市は、県下でいち早く「男女共同参画プラン」を策定しているのですが、そのプランをよりよく推し進めるための「男女共同参画条例」は策定されていないそうです。
田辺市の男女共同参画審議会会長でもいらっしゃる金川先生に、条例が「ある」と「ない」ではどう違うのか、などのお話を伺いました。

国連世界女性会議・北京宣言で「男女平等社会をつくる優先的な行動を」と要請を受け、日本では1999年に男女共同参画基本法が制定され、さらに2015年には21世紀の最重要課題として「男女共同参画社会基本法」が施行されたそうです。国の基本法をもとに、地域の特性に応じたきめ細かい具体的内容を「条例」で規定して、地方自治体の最高法規として機能を果たせるようにする必要があるとのことでした。田辺市が制定している「プラン」はあくまでプランであって、義務付け効果がないということです。

条例を作る効果は次のようなことがあげられました。男女共同参画を推し進めるうえで、「条例にあるから」という根拠になり、性別の違いからくる問題の苦情処理機関が作られ、問題解決を求められる、あるいは訴訟を起こす根拠にもなりえる。また条例に盛り込まれた内容が、変えたり削除されたりしない限り継続される。財政難になっても参画事業などが廃止されるような危機を跳ね返せる。究極は、男性にとっても働きすぎを解消できたりと、「いいとこ取りの幸せ行政」になる、とのお話でした。

その後、5つのグループに分かれて、意見交換。
私は必死に食らいついてお話を伺っていたのに、その上なぜか意見をまとめて発表する羽目に…💦
グループの意見はだいたい以下のようでした。
「町内会など地域の役員は男性が就くことがほとんどだけど、男女関係なく能力のある人が、それをする、またはそれを認める社会になってほしい。また市議会では、党派による違いを超えて、一致できる点で共同されることを期待したい。
そのための取り組みとして、教育と家庭での意識改革をしていく。それをより早くしっかり行うために、行政が「条例」という形でリーダーシップをとることが望まれる。」
ほかのグループからは、まずは「知る」ことが大切で、その対象として中高生にも加わってもらえれば、などの意見が出ました。

感想として、「プラン」「条例」とでは推進力が違うことがわかって良かったです。また働く人が気持ちよく働けたり、働きすぎを解消して健康を保てたり、家族との時間が持てたりと、個人が大切にされる社会への一つの道だ、と感じました。21世紀の最重要課題ではあるけれど、男女平等が社会の隅々にまで行き届くには、まだまだ時間が必要かもしれません。そう考えると、やっぱりまず家庭で小さなことから「気づき」「変えていく」ことが大事であることを感じました。



by maekayoblog | 2016-10-11 01:34 | 男女共同参画 | Comments(0)