かよの「いっぽ、にほ」

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Viva!「カルメン」

オペラ「カルメン」が満場のお客様より拍手喝さいを浴び、大成功のうちに幕を閉じました。
合唱団の皆さんのパワーが最高潮に達した白熱の舞台を見ていると、多難な道のりをほんと皆さん頑張ってくださったことに思わず涙がこぼれました。

振り返れば去年の8月、田高合唱部の先輩で、バリトン歌手の須藤さんから今回のプロジェクトのお話を頂きました。合唱指導をと言われても私自身フランス語には縁遠く、目の前には市議選も迫っていて、でも「こんな素敵な企画ぜひ田辺で実現させたい。」と意を決してお受けしました。とにかく本番日だけが決まっていて、各パートの指導者とピアニストに協力をお願いするところから始まりました。集まった指導の先生方と後の事務局で文化振興課のOさんと、合唱団結成の準備、練習計画を相当時間をかけて協議しました。指導者の誰もフランス語に馴染みがなく、どうやって指導していく?団員さんの練習方法は?そもそも合唱メンバーが集まってくれるかな?どのあたりの値段なら客入りが良くなる?衣裳は?小道具は?と数時間協議しても結論が出ないこともありました。

正式に実行委員会が立ち上げられ、年が明けて何とかオペラ「カルメン」号が出発。メンバーの中には楽譜が読めない方もおられて、そんな方でも続けて頂けるようにパートごとの音源を作っていただたり、歌詞にカタカナを振ったりしました。いろんな事情からおやめになる方がおられる中、「このままやっていく自信がない…」と何人もの方からご相談を受け、「今は本当に大変ですが、あまりご自身を追い詰めずにできることを楽しみながらやっていきましょう。」と励まし、本番では田辺オペラシンガースの一人ひとりが最高に輝かしい演技をみせてくださいました。舞台で感極まった方も多かったことでしょう。8ヶ月ものあいだ必死に頑張ったのですからある意味当然と言えると思います。でもソリストの方々も、皆さんの熱い演技や歌声に心揺さぶられて感動されたというのは、お互いが感動を呼び起こしあった宝のような出来事だったと思います。
この日を迎えるために、準備、運営と力強く支えてくださった多くの方々、最後まで稽古に通い続けてくださった合唱団の皆さんに心からの感謝を致します!

「稽古がなくなると寂しいな~。」「明日の夜どうしよう?」とカルメンロスの方も多いことでしょう。田辺の文化史に素敵な歴史を刻まれた皆さんに、これからますますのご多幸とご活躍をお祈りいたします。

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by maekayoblog | 2017-08-29 11:32 | 音楽 | Comments(0)