かよの「いっぽ、にほ」

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庁舎が東山では救える命さえ救えない

6月議会一般質問、庁舎移転候補地の東山に関して「災害拠点機能について」のご報告です。

南海トラフ巨大地震が発生した際、移転候補地の東山は周囲が津波で浸水すると想定されています。
市はこれまで「東山に通じる道はあけぼのからのルートである」と答弁していますが、そのあけぼのは以下のような被害が予想されます。

●⑤の道は幅が最小6.4mと狭く、古い家や塀が倒れたり、火災によって道路が遮断される。
●盛土造成上(黄色部分)の③④の道路は、大きな揺れによって路面に陥没や亀裂が生じ、通行できなくなる。
●あけぼのと東山に間に架かる⑥のつぶり坂大橋(1992年整備)は、亀裂や崩落、接続部分が沈下する。
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出典:国土地理院地図

こうしたことから、候補地東山は高台であるのはよいのですが、陸の孤島になる恐れがあることから、災害対応機能について質しました。
前田:「唯一の『あけぼのからのルートは』どのような被害を想定しているか?」
危機管理局長:「あけぼのに限らず、家屋の倒壊、火災、道路の損壊によって通行が困難になる」
と、東山に通じる道が通行困難になることを認めました。

さらに、そうしたことに対して
前田:「どのような対策を考えているのか?」
危機管理局長:「災害の状態により、徒歩や2輪車で移動することになる。」
と、職員が庁舎に集まったり、救援救護活動の現場に向かうことが困難になることが明らかになりました。

このような状態で万が一、災害対策本部の設置が遅れれば、的確な情報集約や判断が出来なくなります。
また本部から指示が出されても救援救護にあたる職員の絶対数が足りなければ十分に対応できず、例えば飲料水の備蓄がない避難場所では、夏場であれば物資が届かないために熱中症で亡くなる方も出る恐れがあることを指摘しました。

市長は同日久保議員の一般質問で、「中心市街地のことを考えると候補地選びの範囲がおのずと狭まった」と答弁しましたが、私は「救える命さえ救えなくなるような場所が、災害対応の拠点としてふさわしいとは言えない。市民の命と安全を守るため災害対応機能のことを考えると、範囲を広げて候補地選びをするべきだ」と訴えました。

6月26日に一般質問を行いまいした。議会の録画は下記リンクからPC、スマホでご覧いただけます。
田辺市議会インターネット録画中継





by maekayoblog | 2018-07-29 07:57 | 議会 | Comments(0)