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カテゴリ:デマンド型乗り合いタクシー( 1 )

乗り合いタクシー視察

5月15日、三重県熊野市にデマンド型乗り合いタクシーの視察に行ってきました。午前中は市長広報室の職員さんより、午後は利用者さんと委託を受けているタクシー会社のオペレーターさんからお話を伺いました。

熊野市の人口はおよそ1万7千人余り、その4割が高齢者で、さらに高齢者の約7割がひとり暮らしという、田辺市よりも高齢化が進んでいる街です。
●路線バスがあってもバス停まで歩いていけない
●買い物が困難
●バスなどの交通手段のない地域がある
などの課題解決のために、市長自らの政策でデマンド型乗り合いタクシーの導入がされました。検討開始からわずか約1年で運行開始され、JRや民間路線バスやタクシーを活かしつつ、ブロック化された三つの集落内での移動に乗り合いタクシーが運行されていました。移動手段を持たない高齢者は引きこもりがちになってしまいます。そういった方たちにもお出かけしてもらいやすいように、市主催の高齢者向け行事などには乗り合いタクシーの利用料を無料にするなど、創意工夫がされていました。

オペレーターさんは地元の方で、地域や利用者さんの利用パターンをしっかり把握し、ドライバーさんとの連携で臨機応変に対応され、利用者さんはそんなきめ細かいサービスをとても喜んでおられました。

住民からの要望に渋々応えるのではなく、市長自らの制作だけに対策が素早く、家にこもりがちな高齢者に対し、少しでもお出かけしてもらえるように、という方針がサービスの隅々にまで行き届いていることを感じました。

熊野市のやり方が、そっくりそのまま田辺市にあてはめられるのではないので、具体的にどのような運行が良いのかは、住民や事業者を交えての議論が必要になるでしょう。また他の街での視察も重ね、引き続き研究していきます。

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by maekayoblog | 2017-05-16 06:03 | デマンド型乗り合いタクシー | Comments(0)